イニシャル−誰も知らない、学校のいじめ体験

ここから更なる過酷ないじめの現状を書くことになるのだが、 いじめに関与した人物の数も多くなり、 アルファベットだけで表していくと そこに「人間の姿」が想像しにくいので、ここで改めて書く事にする。

「S」 ──小学校の頃、引越ししてきた時に一緒のクラスだった。 活発でよく高い所へ登っていたので、周りから「猿」と呼ばれており 手裏剣やパチンコを持ち歩き、とかく無茶を好んでする性格 小学2年生の頃、森で捕まえたカブトムシが死ぬと その頭だけをコレクションしていたのを覚えている。 小学校卒業間近、喧嘩になり、道路の真ん中で殴りあうという事件が起きた。 中学で、いじめのきっかけになった人物。

「M」 ──向かいの菓子屋の息子。 隣家に集めてあった落ち葉への 放火事件は特筆に価する 家庭環境に難が有り、陰湿な行動が多く見られる。 小学校の頃からいじめをしていたようだ。 家に遊びに来たときに、資材置き場にあった蛍光灯を、 隣の家の雨戸にぶつけて、出てきた家族の反応を見て悦んでいた。 中学ではクラスは違うが、要所要所で俺へのいじめの現場に現れる。 後に俺の家に”パチンコ玉”を打ち込むという大事件を起す。

「K」 ──こいつが一番の食わせ者だろう。 口での嫌がらせから始まり、本を返す件や、靴への水垂らし、 蛇口の下へ俺の靴を置いたのも、エロ本の切抜きをばら撒いたのも、 Kがこれらのいじめに関与しているのは間違いない。 家庭環境は両親は離婚しており、父親の元で育てられている。 後に苦肉の策で、このKと同盟関係的な付き合いをする事になる。 さらに2年後、またKと同じクラスになり、 ここでKによる俺へのいじめが再び行われる事になる。

「N」 ──あまり表立って俺へのいじめはしなかったようだが、 大抵いじめの現場には顔を現す人物 いじめのネタをSやKと一緒に考えるような存在だったのではないか? いじめの微妙な隙間を巧く切り抜けた人間の一人。

「I」 ──クリーニング屋の息子。 途中からいじめに加わってきた人間。 うちの従業員がクリーニングを通して I の家と親交があったらしい。 うちのかなりの情報が、この従業員を通して I に流れていたようだ。 「ウンコマ〜ン」と後ろから蔑んでいたのはこの I だ。 机や壁にいっぱいに、いじめの言葉を書いたことにも関与したと思われる。

「O」 ──小学校の頃は大人しく、逆にいじめられる位の感じだった。 ただ、「中学に入ったら俺は悪くなる」と周りに宣言していたらしい。 あまりにもOに悪口を言われた事があり、俺が「不良!不良!」と罵った事で Oがキレて、取っ組み合いの喧嘩になりそうな事があった。 後に不良仲間の幹部クラスになる。

簡単だが、以上6人を書いてみた。 これからこの6人が、どのような運命を辿るのかも気をつけて見ていただきたい。 さながら「Natural Selection」の様相を呈する事になる。



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